こんにちは、インテック株式会社、代表の田所 秀基です。

当社は、いま現在、柏市増尾台を拠点に主に三つのコンセプトを掲げ事業を行っております。

一つ目は、地域の「住まいのかかりつけ医」として、ちょっとした小さな修理から難易度の高い改修工事まで、地域の方々のお家の悩み・困りごとに可能な限りお応えすること。

二つ目は、住宅を長持ちさせ、安全で安心して暮らし続けられる、質の高い「住宅リフォーム」の提案・工事を行うこと。

三つ目は、スタッフ、職人、取引先、お客様、会社の全ての関係者が喜ぶことができる環境を築き上げること。

数多くあるリフォーム会社のなかで、当社が目指すのは「地域で最も必要とされるリフォーム会社になる」ことです。

顧客・社員を大切にする社長の姿を見て、起業を志す

私は社会人になって数年後に転職したある不動産会社で、将来は自分で会社を作り、事業を行いたいと思うようになりました。

顧客を大切にし、厳しくも社員を大切にする社長の姿に感銘を受け、自分もそんな人間になりたいと思ったからです。

このようなことを言うと、「顧客・社員を大切にするなんて、当たり前のことだろう。」と思われるかもしれませんが、当時の業界では、顧客には嘘をついてでも売れればいい、社員は使い捨て、会社さえ儲かればいいといった業者・経営者が多い中で、私が転職した先の経営者は異色の存在でした。

その後、経営の勉強をするためにコンサルタント業に転身し、様々な業界を見る機会を得ることができ、その時に興味を惹かれたのが「外壁塗装」や「屋根の葺き替え」といった外装リフォーム業でした。

私自身、元々、不動産を調べたり、建築物や住宅を見たりすることが好きでしたので、外装リフォーム業に興味を惹かれたのは自然な流れかもしれません。

そして、コンサルタント業に区切りが付いたあと、前職である戸建て住宅を対象とした外壁・屋根の大手塗装会社で営業や施工管理の仕事に就きました。

大手塗装会社で外装リフォームの重要性、業界の問題を知る

実際に塗装業界に携わって感じたことは、「この仕事は、お客様の財産(マイホーム)を守っていく、とても責任の重い仕事である。」ということでした。

と同時に、経験を重ねていく中で、「外壁や屋根をただ塗り替えるだけでは、住宅を長持ちさせることには繋がらない。」ということが分かってきました。

住宅を長持ちさせ、安全・快適に暮らし続けられるようにするためには、建物の構造や雨仕舞といった建築知識を身に付け、塗装以外に、外壁の「ひび割れ」や「目地・サッシ周り」、バルコニーの「笠木」や「床」の防水処理、屋根の修理など、状況に応じて必要な工事を行わなければなりません。

ところが、外装リフォーム業界を見渡した時に、一部の優良業者を除き、自社の専門工事のメリットを強調する営業戦略・営業手法が定着し、顧客利益を第一に考えた提案・工事が行われにくい現実がありました。

そのため、いま現在を含め、数多くの現場で、建物の構造や状況に合っていない改修工事が行われたり、知識不足による安易な工事が行われたりして、建物を長持ちさせるどころか、逆に劣化を進めてしまっている事態が頻繁に起きています。

度を超えた低価格による無理な受注、下請け業者への安すぎる発注

また、業界の大きな問題点の一つとして感じたことは、契約欲しさに度を超えた低価格による無理な受注が横行していることでした。

訪問販売などによる騙し営業、質の伴っていない高額な悪質リフォーム業者は、令和のこの時代になっても無くなることはありませんが、逆に、競争の激化、営業スタッフのノルマ、顧客からの要求など、原因は様々ありますが、適正価格を逸脱した低価格で受注している業者が非常に増えてきています。

しかし結果として、やっつけ仕事、質の低い材料の使用、協力業者への安すぎる発注など、適正な対価を受け取れないことで、工事品質の低下や手抜き工事を招いてしまい、工事後に不具合が発生したり、工事のやり直しが必要になってしまったりと、お客様にとって不幸な出来事が数多く起きています。

このような現状を目の当たりにし、

  • お客様の大切な住まい(財産)を守っていくために、建物の状態に応じて最適な改修方法が提案でき、そして質の高い工事が提供できる仕組みを作ること。
  • スタッフ、職人、取引業者、お客様、会社の全ての関係者が喜ぶことができる関係を築き上げること。

この二つの必要性を強く感じ、この仕組みを作り、そして広めていくことが自分の使命であり、社会に貢献できる仕事であると確信し、インテックを立ち上げました。

小さな仕事から難易度の高い改修工事まで、地域の方々の悩み・困りごとにお応えする

そして、実際に事業を始めて新たに気付いたことは、お家のちょっとした小さな修理を行ってくれる業者や住まいの悩み・困りごとを相談できる業者が、自分が思っている以上に少ないということでした。

というのも、外壁や屋根の改修工事でお世話になったお客様から、水栓や室内の床の不具合など「小さな仕事だからどこに頼めばいいのか分からない」といった声や、サッシの交換や浴室の改修など本格的な改修工事になると「近くに安心して頼める業者さんがいない」といった声を数多く耳にし、頻繁に相談を受けたからです。

そこで、地域限定になりますが「住まいのかかりつけ医」として、小さな修理から難易度の高い改修工事まで「家の悩み・困りごとであれば可能な限り対応する」という方針を掲げ、地域の方々のさまざまなご要望にお応えしていくことにしました。

その結果、水栓のパッキン交換といった小さな修理から大工工事や水まわりの一般的な改修工事はもちろん、今では駐車場の造成、建物の沈下修正工事など、東葛エリアの同業他社や全国各地の職人の協力や繋がりによってリフォーム会社としては全国を見渡しても稀な工事も対応できるようになりました。

そして、小さな工事でも大きな工事でも変わらないのは、「確かな知識と技術にもとづいた、質の高い工事」を提供し、お客様に喜んでいただき、長く安心して過ごしていただくことです。

住まいに関する悩み・困りごとであれば、どんな小さなことからでも可能な限り対応していますので、まずはお気軽にご相談ください。

以上、当社では三つのコンセプトを掲げ、いま現在業務に取り組んでいます。

まだ新しい小さな会社で改善すべき点は数多くありますが、地域で最も必要とされるリフォーム会社になるために、日々の努力を怠らず、プロ意識を高く持ち、高みを目指し、少しでも社会に貢献できるよう尽力して参ります。

代表プロフィール